25-08-21 20:13

《海辺のカフカ》摘译48章(21)
「俺はさ、おじさん、こう思うんだよ」と青年は続けた。「これから何かひょっとしたことがあるたびに、ナカタさんならこういうときにどう言うだろう、ナカタさんならこういうときにどうするだろうって、俺はいちいち考えるじゃねえかってさ。なんとなくそういう気がするんだね。で、そういうのは結構大きなことだと思うんだ。つまりある意味ではナカタさんの一部は、俺っちの中でこれからも生きつづけるってことだからね。まああんまりたいした入れ物じゃねえことはたしかだけどさ、でも何もないよりゃいいだろう」

“我呢,大叔,就这样想。”青年继续说。“之后在发生什么事情时大叔中田会怎么说呢?中田会怎么处理呢?我就不能逐一思考回答了。总之就这些事了。那是最大的事情了。其实际意义就是中田的一部分仍在我的身体里面继续生存着。虽然说不是什么非常重要的东西,但总比什么东西也没有要强很多了。

しかし彼は今話しかけている相手は、ただのナカタさんの抜け殻に過ぎなかった。一番大事なものは、ずっと前にどこか別の場所に去ってしまっていた。青年にもそれはよくわかっていた。

但是他现在说话的对手,也只不过是中田的空壳罢了。最重要的事情是,在很久以前已经跑到什么地方去了。青年也很清楚。

「よう、石くん」と青年は石にも語りかけた。彼は石の表面を撫でた。石はもとのなんでもない石に戻っていた。冷たく、ざらざらとしていた。

“还有,石头。”青年对石头说。他抚摸着石头的表面。石头已经回到其原来什么也没有的状态了。冰冷的,粗糙的。

「俺はもう行くよ。これから名古屋に帰るんだ。君のことも、ナカタのおじさんと同じように、おまわりさんの手にゆだねざるをえないみたいだ。ほんとはもとの神社まで連れて帰ってやれるといいんだけどさ、ホシノくんは記憶力がよくないんで、どこの神社だったかぜんぜん思い出せねえんだ。悪いとは思うけど、勘弁してくれ。祟らないでくれ。すべてはカーネル・サンダーズに言われるままにやったことなんだ。だからさ、祟るならどうかあいつに祟ってくれ。でもとにかく君に会えてよかったよ、石くん。君のことも忘れないよ」

“我这就走了。之后回到名古屋。你的事情与中田大叔一样,都不得不交到警察手里了。最好应该把你运回到原来的神社里面,但是星野的记忆力很差劲,连是哪一个神社都完全想不起来了。虽说很差劲,但请原谅。不要给我什么报应。这些完全是听着山德士那个家伙干的。假如要有什么报应就去给那个家伙报应吧。可是与你能见面那是太好了。石头,你的事情我也不会忘记。”

それから青年はナイキの厚底のスニーカーを履き、マンションを出た。ドアの鍵も閉めなかった。右手には自分のボストン・バッグを持ち、左手には白いものの死骸を入れた布袋をもっていた。

然后青年穿上厚底的运动鞋,离开公寓。也没有锁门。右手拿着的是自己的帆布包,左手拿着的是放有白色东西尸骸的布袋。

「諸君、焚き火の時間だ」、と彼は明けかけた東の空を見上げながら言った。“各位,到了焚烧的时间了。”他仰望着黎明的东方天空说。

发布于 北京