25-08-16 18:46

《海辺のカフカ》摘译48章(15)
その白いものはナカタさんの口から着実に抜け出し、ほぼ全体のすがたを外に出していた。体長は全部で1メートル近くもあり、尻尾もついていた。尻尾があるおかげで、やっと前とうしろの見分けがつく。山椒魚のような短く太い尻尾だった。先の方が急に細くなっている。足はない。目もなく口もなく鼻もない。しかしそれが意志をもちあわせたものであることはたしかだった。いや、こいつには意志しかないんだ、と青年は思った。理屈も何もなく彼にはそれがわかった。移動のあいだだけ、こいつは何かの事情でたまたまこういうかたちをとっているだけなんだ。背筋がひどく寒くなった。とにかくなんとしてでもこいつをしとめるしかない。
那白色的东西确实从中田的嘴里吐了出来,基本上整个身体全部出来了。体长全部大约一米长,还长有尾巴。因为有尾巴,可以清楚地分辨其前后。像山椒鱼那样短促的尾巴,端头快速变细。没有脚。没有眼睛没有嘴也没有鼻子。但是它却与有意志的东西相对应。不,这个家伙只有意志。青年这样想。他不需要任何理论就明白这一点。在移动之中,这家伙因为什么事偶尔就做出那样的形状。背部很寒冷。总之一定要把这个家伙杀死。

青年は今度は金槌を試してみた。しかしそれもほとんど効果を発揮しなかった。鉄のかたまりで叩かれると、その部分は深くへこんだものの、そんなへこみは柔らかな皮膚と粘液によってすぐに補充され、もとあったかたちに戻った。彼は小さなテーブルを持ってきて、脚の部分を持ってそれを白いものの上にたたきつけた。しかしどれだけ強く叩きつけても、その白いものの進行をとめることはできなかった。決して速いスピードではないが、それは不器用な蛇のように身をくねらせながら、着実に隣室の入り口の石に向かって進んでいた。
青年这次尝试使用铁锤。但是几乎铁锤也不发挥什么作用。用铁东西敲打之后,被打的那一部分就深深地下陷,下陷的部分马上就用皮肤和粘液补充上来,恢复到原来的样子。他把小桌子拿来,握着桌腿用桌子朝白色的东西砸下去。但是不管用多大的力气砸,那白色的东西也没有停止前进。虽然不是很快的速度,它像不太器用的蛇那样弯曲身子,着实地朝临室的入口的石头前进。

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