yamoli
26-06-04 09:56

日本川岛隆太教授《脳を鍛える!》翻译(11)

第1章 60代以降に 老ける人と老けない人の差(6)

「前頭前野」が衰えると人間らしさも衰える
“前头前野”衰老,人就会衰老

先の項で脳の老化は灰白質の密度が判断材料の一つになると説明しましたが、脳の機能は、「前頭前野」に宿る2つの基本的機能の活動状態で測ることができます。
在前面的内容里说过,灰白质的密度是判断大脑老化的依据之一。大脑的机能可以对寄存于“前头前野”的两个基本机能的活动状态进行测定。

前頭前野とは、大脳の「前頭葉」という部分にあります。「考える」「記憶する」「アイディアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など多岐にわたって高次で複雑な働きを担っています。
前头前野就是在大脑中的“前额叶”里面。承担“思考”、“记忆”、“出主意”、“管理感情”、“进行判断”、“应用”等跨越多方面的高层次复杂动作行为。

すべての動物のなかでもヒトは前頭前野が発達しているのが特徴で、大脳の約30% を占めています。人間の次に前頭前野が大きいと言われるチンパンジーなどでも、その大きさは大脳の7~10%ほど。人間が人間らしくいられるのは、その働きによるのです。そして、前頭前野は老化によって機能低下が起きやすい部位でもあります。
在所有动物当中,人类其前头前野最发达的特征就是占大脑的30%。其次被称为大前头前野的是黑猩猩等,其大小也只占大脑的7-10%。之所以被称为人类,就是依据这个机能。前头前野也是其因自身老化而很容易引起机能下降的部位。

衰え始めると、記憶力、注意力、判断力、予測能力、思考力のいずれもが低下します。情動(感情)の抑制にも関係しているので、働きが低下すると感情のコントロールもうまくいかなくなります。
开始衰老,其记忆力、注意力、判断力、预测能力、思考力等所有能力都会下降。与感情的控制也有关系,机能下降对感情的管理也会变差。

ヒトの脳の機能は、しばしばコンピュータに例えられます。前頭前野は、脳全体を制御するコンピュータと言えます。面白いことに、この前頭前野の機能の良し悪しは、 コンピュータと同じように、計算速度の速さと計算を行うためのメモリ容量の大きさによって決まることが、私たちの研究で明らかになっています。計算速度に相当するものを考える速さを「情報処理速度」、計算を行うためのメモリを「ワーキングメモリ」と呼んでいます。
人类大脑的机能,总是被比喻为电脑。前头前野就是控制大脑全体的电脑。对于有趣的事情,这个前头前野的好坏,与电脑完全相同,其计算速度的快慢和进行计算所需求的存储的容量的大小来决定。通过我们的研究证明了这一点。将思考的快慢相当于计算速度的快慢被称为“信息处理速度”,将进行计算的存储称为“工作存储”。

情報処理の速度については、年齢を重ねるにつれ脳のコンピュータが指令を出す速度が遅くなるため、運動や思考判断といった速度もゆっくりになってしまいます。
有关信息处理的速度,随着年龄的增长大脑计算机发出指令的速度会迟缓,其运转或思考判断的速度也会变慢。

ワーキングメモリは、脳の中に記憶情報を留めて処理をし、処理し終わったらまた新しい情報を入れていく記憶の領域になります。情報処理をするための机の大きさというふうに考えてもらえばいいでしょう。
工作存储将信息留存于大脑中进行处理,处理完成之后再接收新的信息,成为记忆区域。就将它称为处理信息机器的大小。

これも年とともに小さくなっていきます。ワーキングメモリが小さくなるということは、いろいろなことをするキャパシティが小さくなるということでもあります。
这个也随着年龄的增长而变小。所谓的工作存储变小就是处理各种事情的容量在变小。

机が大きければ、ひとつの情報だけではなく、別の情報も机の上に置いておくことができるので、それを参照しながら効率的に作業をすることができます。しかし、机が小さくなると、のせられる情報の量が限られてしまうので、参照できる情報もほとんど置いておくことができません。
如果机器能变大,不仅仅对单个信息,也可以在机器上同时处置其它信息,这就可以高效率开展工作。但是若机器变小所承载的信息量受到限制,几乎不可能多个同时处理信息。

つまり、ワーキングメモリが小さくなると、何かをする際の「手順」や「目標」が整理しにくくなるため、個々の作業でもたついてしまいますし、同時並行で物事をこなすことが難しくなるのです。
就是说工作存储变小了,在办理事情的时候处理的“工作顺序”和“最终目标”等事项就会遇阻变慢,处理多个作业就变得缓慢,同时并行开展多个事项也变得困难。

发布于 日本