平原绫香_AyakaHirahara
26-05-10 21:37 微博认证:日本歌手, 代表作《Jupiter》

2021年アイスショー「LUXE」が初演の
「黒い鷲」には
心がすこしチクンとするような思い出がある。


かつて、アイスショーに呼ばれ
氷に敷いた布の上で歌ったことはあるが
自分もスケート靴を履いて
歌う日が来るとは夢にも思わなかった。

初めてのチャレンジは
2019年「氷艶hyoen2019 ―月光かりの如くー」
だった。

歌手や俳優たちは
ショーのために、2、3回
先生との個別レッスンがあった。

「氷の上に長い時間いた方が上手くなるよ」
共演者の波岡一喜さんの言葉を信じ

仕事が休みの日は全日
アイスリンクの一般滑走で
開館から閉館まで滑った。

クラシックバレエの重心の使い方では
若干転びやすく、バレエの良い部分を残しつつ
スケートの重心の使い方を身体に覚え込ませた。

何度も何度も転び
膝に出来た大きなあざは
写真に撮りたくなるほど綺麗な色だった。

歌手や俳優たちがスケートをがんばる一方で
スケーターたちは歌と演技をがんばっていた。

本番日が差し迫っていた。
横浜アリーナに作られた氷は
どこかあたたかく
いつしか私は、転ばなくなった。


氷の上で歌うと分かる。
滑らない床が、どれだけ歌いやすいかを。

しかし、急に氷の仕事がなくなると
身体は一旦、不思議な気持ちになるようで

なぜ、この床は滑らないんだろう?とも
思えてくるのが、氷の魔法の怖さだ。


2019年に続き、私にとっては2回目となる
アイスショー「LUXE」は2021年。

コロナ禍の時代に開催することが
とても大変なことであったことは分かっているが
自分の身に何が起きようと
私にとって、そんな事はどうでもよかった。

父の病気が治れば、もう何だっていい。
どんな瞬間も、闘病中の父の完治を祈り続けた。

“君の指 音色 もう自由だ”

「LUXE」のテーマソングのオファーがあったとき
父がふたたびサックスを吹けるように、と
この曲に切実な願いを込めた。

この曲で高橋大輔くんが滑ると聞いていたから
歌詞には「大」の字を入れた。


高橋大輔くん、村元哉中ちゃん
“かなだい”
当時まだ組んだばかりの2人が
アイスショーの合宿の合間に練習する姿を
上の階のガラス張りからずっとみていた。

歌を練習する個室からも
その練習風景が見えた。
何度も手を止めて2人を見守った。

アイスショーのプロデューサーからは
「今回は、滑らない床にしますから!」と
話があったが
滑らない床どころか、床さえなかった。

宙吊りだった。(ゴンドラ)

ダイヤモンドの歌手役として
空からふたりを見下ろすようにして歌う。
それが、「黒い鷲」の演出だった。

普段からふたりの練習風景を見ていた私と
何ら違いはなかった。

初演当時から
たくさんのお客様に愛してもらった演目であり
かなだいのふたりにも、歌を愛してもらった。

父と母も喜んでくれた。

「LUXE」が終わった後
『「黒い鷲」をレコーディングしてほしい』という
ふたりのお願い事を叶えるべく
動いていた時期があった。

しかし世界は、コロナにのまれ
結局、その機会は消えてしまった。

「黒い鷲」と聞いて、胸がチクンとするのは
彼らの想いを実現できなかったという
後悔があったからだ。

〈つづく〉

发布于 日本