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26-03-02 23:38

#藤ヶ谷太輔# meets THOM BROWNE GEL-KAYANO 14 一歩踏み出して見えた新しい世界

“染まりきらない”という美学

 古着を取り入れたアメカジスタイルから、エレガントなジャケットスタイルまで、幅広いスタイルを自分らしく着こなす藤ヶ谷にとっても、トム ブラウンのスリムフィットなシルエットやハーフパンツスタイルは新たな挑戦。その姿は、彼の素直な眼差しをありのまま描き出す。

「古着やヴィンテージが特に好きなんですが、ストリートもドメブラも好き。古着にハイジュエリーを合わせたり、『普通こんな組み合わせはしない』と言われる方が好きで、自分の好きなものを、ちゃんと着続けることを大切にしています。“普通”という言葉って曖昧でよくわからないじゃないですか。でも、こうしてトム ブラウンのスーツにスニーカーを合わせることだって、意外なように思えても、トライしてみたらしっくりくるし、スタイルになる」

 
◾️藤ヶ谷が訪れたトム ブラウン銀座店は、地下1階から地上2階までの3フロアにわたって、グレーのバルディリオ大理石とテラゾーフロアを採用した重厚感のある内装でクラシックなスタイルを表現。

 ブランドのコードに加わった意外性は、その「画一性」が描き出す“個性”の可能性を拡張する。2011年にKis-My-Ft2のメンバーとしてCDデビューしてから今年で15年。今改めて藤ヶ谷に、「自分の個性とは?」という質問を投げかける。

「“染まりきらない”こと。キャリアを重ねる中でさまざまな経験をさせていただき、大体のことに対して『こうすれば良い』がわかるようになってきました。ディレクターさんやスタッフさんが求めてるものもわかるので、そこに合わせとようする方が楽ですし、その方が仕事は早く終わる。でもそれだと“作業”になってしまうんですよね」

「そうではなくて、その答えに辿り着く道中に、しっかりと自分の心が遊んでいるかを確認しながら取り組むようにしています。リスクとしては、心が動かないことができなくなったこと(笑)。でも、そのままやってみるんです。心のままに、作業はしない。心に余裕がないと思考に余白ができなくて、余白がないと心が遊ばない。遊び心を大切に、常に探しているような感覚です。その上で生まれたものが求められているものにハマった瞬間が、自分の強みであり、魅力になっている気がします」

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未知を楽しむ「大人の社会科見学」

 新しい挑戦は靴を履き替えるように軽やかに。トム ブラウンがアシックスとのコラボレーションによって新しい表情や可能性を見せたように、文芸誌での連載や、自身でプロデュースするフレグランスブランドの立ち上げなど、新しい領域へ積極的に挑戦を続ける藤ヶ谷。

「年々、知らないことを知れることの面白さや学べることの楽しさがわかるようになってきました。ふと振り返ると、学生時代に得た知識のままで止まっていて、アップデートされていない部分が意外と多いなと気づいたんです。それで数年前から自分の中で『大人の社会科見学』というテーマを掲げて、とにかくいろいろなことを経験してみる、学び直しの機会を作っているんです。それがすごく楽しくて、気になったら実際に足を運んで食べてみるとか、見てみるとか、体験してみることを大切にしています」

 グループは現在15周年。新たな挑戦への準備も続けている。

「個人的に大事だと考えているのは、15周年の頃を思い出した時、自然と笑顔になれるような記憶をいかに色濃く残すかということ。メンバーはそれぞれ個性が強くて、好みも違うから、全員の意見が一致する瞬間は正直あまりありません(笑)。だからこそ、全員の意見があった時はとても強いんです。でも、意見が合わなくても、試行錯誤しながら意見を出し合っている瞬間が楽しい。色々あるから面白いんです。グループをやっていることを改めて実感できるというか」

「好きになってくれた時期がいつであっても、すべての方に『キスマイを応援しててよかった』『出会えてよかった』と思い続けてもらいたい。年を追うごとに、その想いを強く持ちながら活動しています。15周年はグループとしても個人としてもさらに盛り上げ、そこで積み重ねた経験を、改めてグループの力として還元していきたいです」

 知らないことを知り、学ぶこと。その一つひとつの挑戦が、着実に視野を広げ、自身を支える力になっている。昨日の経験があったからこそ、今日の新しい彼がいる。足取りは軽く、けれどしっかりと。背筋を伸ばしてくれるような一足とともに、新たな世界に一歩を踏み出し続ける藤ヶ谷の歩みは、これからも続いていく。

发布于 中国香港