yamoli
25-09-12 15:06

《海辺のカフカ》摘译49章(21)
橋を越え、海を渡り、岡山駅で新幹線に乗り換える。そしてシートの中で目を閉じる。列車の振動に身体を馴染ませる。足もとにはしっかりと包装された『海辺のカフカ』の絵が置かれている。僕は足にその感触を感じつづけている。
跨过桥,越过海,在冈山站换乘新干线。然后在坐席上闭上眼睛。列车的震动传给身体。在脚的旁边放着紧紧包装好的《海边的卡夫卡》油画。我的脚连续感觉到它。

「あなたは私のことを覚えてほしいの」と佐伯さんは言う。そして僕の目をまっすぐに見る。「あなたさえ覚えていてくれたら、ほかのすべての人に忘れられでもかまわない」
“希望你记住我的事情。”佐伯说。而且直视我的眼睛。“只要你一个人能够记住,其他所有人全部忘掉也没有关系。”

比重のある時間が、多義的な古い夢のように君にのしかかってくる。君はその時間をくぐり抜けるように移動をつづける。たとえ世界の縁までいっても、君はそんな時間から逃れることはできないだろう。でも、もしそうだとしても、君はやはり世界の縁まで行かないわけにはいかない。世界の縁まで行かないことにはできないことだってあるのだから。
有比重的时间,像是多义的旧梦那样压着你。你潜伏在那时间里挣扎着移动着。即便是走到世界的边缘,你也不可能从那个时间里逃避出来。可是,即便是那样,你必定会走到世界的边缘。不走到世界的边缘是不可能的。

发布于 北京