yamoli
25-09-06 09:58

《海辺のカフカ》摘译49章(16)
「もちろん」と大島さんは言う。そして鉛筆をカウンターの上に戻す。頭のうしろで手を組み、僕の顔を正面から見る。「話の感じでは、しばらくは僕が一人でこの図書館を運営していくことになりそうだ。たぶん助手も必要になるじゃないかな。警察やら学校やらから解放されて自由になったら、そして君がもしそうしたいと思ったら、またここに戻ってくればいい。この町も、この僕も、当分はどこにもいかない。人には自分が属する場所というのが必要なんだ。多かれ少なかれ」
“当然可以。”大岛说。然后把铅笔放到柜台上。把手放在脑后交叉起来,从正面看我的脸。“从事情发展来看,我要独自一人在这里经营图书馆了。需要助手那是很必要的。从警察、从学校解放自由之后,而且你自己还想做这些事情的话,回到这里来那是很好的。这条街、这里的我,当然什么地方也不去。对人来说,建立自己所属的地方是很有必要的。或多或少。”

「ありがとう」と僕は言う。
“非常感谢。”我说。

「どういたしまして」と彼は言う。
“不用客气。”他说。

「お兄さんもサーフィンを教えてくれるということです」
“你哥哥也说了要教我冲浪。”

「それはよかった。兄に気に入る人間はあまり多くないんだ」と彼は言う。「あのとおり性格がむずかしいからね」
“那就好。我哥想关心的人少之又少。”他说。“他那种性格是非常难得的。”

僕はうなずく。そして微笑む。よく似た兄弟だ。
我点头。然后微笑。非常相近的兄弟。

「ねえ、田村君」と大島さんは僕の顔をのぞきこみながら言う。「ひょっとして僕の思い違いかもしれないけれど、君が少しなりとも笑うのを、僕ははじめて目にしたような気がするな」
“那么,田村。”大岛窥视着我的脸说。“也许我的想法是错误的,看到你少许的微笑,这是我第一次注意到。”

「そうかもしれない」と僕は言う。たしかに僕は微笑んでいる。僕は赤くなる。
“也许是吧。”我说。的确我是在微笑中。我脸红了。

发布于 北京