《海辺のカフカ》摘译49章(14)
「お願いします」と僕は言う。たしかに喉がひどく渇いている。大島さんに言われて、僕ははじめてそのことに気づく。
“谢谢你。”我说。咽喉特别干渴。大岛这么一说,我才开始感觉到。
大島さんがもってきてくれた、氷の入った水を僕はひと息で飲んでしまう。頭の奥が少しだけ痛む。僕は空になったグラスをテーブルの上に戻す。
大岛拿过来给我,我一口气将加冰的水喝完。大脑深处有点疼痛。我把喝空的杯子放到桌子上。
「もっと飲みたい?」
“还想再喝?”
僕は首を振る。
我摇头。
「君はこれからどうするつもりなんだい?」と大島さんは質問する。
“这后面你有什么打算?”大岛问道。
「東京に戻ろうと思います」と僕は言う。
“我想回到东京。”我说。
「東京に戻ってどうするの?」
“你回到东京计划怎么办呢?”
「まず警察に行って、これまでの事情を説明します。そうしないとこれから先ずっと警察から逃げまわることになるから。そしてたぶん学校に戻ることになると思います。戻りたくはないけれど、なんといっても中学校は義務教育だから、戻らないわけにはいかないと思う。あと何ヶ月か我慢すれば卒業できるだろうし、いったん卒業してしまえば、あとは好きなようにできる」
“首先去报告警察,把发生的这些事情说清楚。若不那样做就会一直处于被警察追查逃跑状态。然后应该回到学校。虽不想回到学校,可那中学是义务教育,必须要回去。坚持几个月后就该毕业了。毕业后就可以自由随便了。”
「なるほど」と大島さんは言う。目を細めて僕の顔を見る。「たしかにそれはいちばんいいかもしれない」
“那就好。”大岛说。眯上眼睛看着我的脸。“的确那是最好的方案。”
「そうしてもかまわないような気が、だんだんしてきたんです」
“那样做也没有什么问题,慢慢地做起来吧。”
「逃げまわっていても、どこにも行けない」
“若是选择逃跑,也没有可去的地方。”
「たぶん」と僕は言う。
“是的。”我说。
「君は成長したみたいだ」と彼は言う。
“你是有长进了。”他说。
僕は首を振る。僕には何も言えない。
我摇摇头,我什么也没有说。
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