yamoli
25-09-03 14:54

《海辺のカフカ》摘译49章(13)
「故人の遺志によって葬儀はいっさいおこなられない」と大島さんはつづける。「だからそのままひっそりと火葬された。遺書は二階の部屋の、彼女の机の中に入っていた。彼女の遺産のすべてはこの甲村図書館を運営する財団に寄付されるということだ。僕にはモンブランの万年筆を記念品として遺してくれた。君には油絵が一枚。あの海辺の少年の絵だ。受け取ってくれるね?」
“根据去世人的遗志,葬仪一点也不办理。”大岛继续说。“所以就那样安静地火化了。遗书放在二楼房间她桌子里面。她所有的遗产都寄托给甲村图书馆的经营团。把钢笔作为纪念品给我。送给你一幅油画。就是那个海边的少年。接受吗?”

僕はうなずく。
我点头。

「絵はすぐにもっていけるように、包装してそこに置いてある」
“是不是马上要拿着油画走?已经包装好了放在那里。”

「ありがとう」と僕はようやく声を出す。
“谢谢。”我勉强地发出声音。

「ねえ、田村カフカくん」と大島さんは言う。彼は鉛筆の一本を手にとって、それをいつものようにくるくるとまわしている。「ひとつだけ質問してもかまわないかな」
“那个,田村卡夫卡。”大岛说。他手中拿着一只铅笔,和平时一样飕飕地转着。“只有个疑问,可以问吗?”

僕はうなずく。
我点头。

「佐伯さんが亡くなったことは、僕は今こうして教えるまでもなく、君にはわかっていたんだろう?」
“佐伯去世这事,在我告诉你之前,你应该已经知道了?”

僕はもう一度うなずく。「わかっていたと思う」
我再一次点头。“我想是知道的。”

「そういう気がしたんだ」と大島さんは言う。そしてひとつ大きく息をつく。「水かなにか飲みたい?率直に言って、君は砂漠みたいな顔をしている」
“我感觉到是那样的。”大岛说。然后长长地喘口气。“想喝水什么的?直率地说,你的脸像是沙漠。”

发布于 北京