《海辺のカフカ》摘译48章(16)
こいつはどんな生き物とも違っている、と青年は思った。どんな武器をもってしても、とどめを刺すことはできそうにない。突き刺すべき心臓もないし、絞めるべき喉もないのだ。いったいどうすりゃいいんだ?でも何があろうとこいつを<入り口>の中に入れるわけにはいかない。なぜならこいつは邪悪なものだからだ。黒猫のトロは「一目見ればわかる」と言った。そのとおりだ。たしかに一目見ればわかる。これは生かしてはおけないものだ。
这家伙与什么生物也不同。青年想。别管用什么样的武器,也不能给它一致命的打击。能刺激的心脏没有,勒断的咽喉也没有。那到底怎么办为好呢?可是有什么办法不能让它进入到“石头入口”里面去。为什么这个家伙是个邪恶的东西?黑猫陀螺说“你一看就明白”。正是如此。的确一看就明白了。不能让它生存。
青年は居間に戻って武器になりそうなものを探した。でも何も見つからない。それからふと足もとの石に目についた。入り口の石だ。ひょっとしてこいつで押しつぶすことができるかもしれない。石は淡い闇の中で普段よりいくらか赤みを帯びているように見えた。青年は身をかがめ、ためしにそれを持ち上げてみた。石はひどく重くなっていて、ぴくりとも動かすことができなかった。
青年回到客厅寻找类似武器的东西。可是什么也没有看到。然后猛得发现脚底下的石头。入口的石头。也许只有这个东西能把它压碎。看上去那块石头在暗淡之中与普通的石头相比略带一点红色。青年弯下身体,尝试着把它搬起来。那石头变得非常沉重,用很大的劲也纹丝不动。
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