yamoli
24-09-28 11:13

《海辺のカフカ》摘译37章(7)
彼は魔法瓶から僕のつくったコーヒーをカップに注いで、砂糖を少しだけ入れ、うまそうに飲む。
他从保温瓶里向杯中倒入咖啡,放入一些砂糖,很甜地喝下去。

「軍からの要請があり、うちのひいおじいさんが山を貸したんだ。どうぞご自由にお使いくださいって。どうぜ使っていない山だからね。部隊は僕らが車でやってきた道路を歩いてやってきた。そして森の中に入った。でも数日にわたる演習が終わって点呼がおこなわれたとき、二人の兵隊がいなくなっていた。彼らは森の中で展開しているとき、完全軍装のまま消えてしまったんだ。どちらも徴兵されたばかりの新兵だった。もちろん軍は大々的な捜索をおこなった。しかし二人はとうとう見つからなかった」
“部队提出申请,从家中曾祖父那里借用山。‘请自由使用吧。都是没有使用过的山。’部队沿着我们开车走过的道路走过来,然后进入到森林中。但是几天的军训结束之后点名的时候,有两名士兵不见了。他们在森林中展开训练的时候,全副武装状态下消失了。都是刚刚征来的新兵。当然部队开展了大规模的搜查。但是怎么也没有找到他们二人。”

大島さんはまたコーヒーをひとくち飲む。
大岛又喝了一口咖啡。

「森に迷ったのか、それとも脱走したのか、それは今に至るまでわかっていない。しかしこのあたりの山はとても深いし、森の中には食べられるものなんてほとんどない」
“是在森林中丢失了呢?还是逃跑了呢?反正至今也不明白。但是这附近的山非常深远,在森林中几乎没有可吃的东西。”

僕はうなずく。
我点头。

「この僕らの住んでいる世界には、いつもとなり合わせに別の世界がある。君はある程度までそこに足を踏み入れることができる。そこから無事に戻ってくることもできる。注意さえすればね。でもある時点をこえてしまうと、そこから二度と出てこられなくなる。帰り道がわからなくなってしまう。迷宮だ。迷宮というのはそもそもどこから発想されたものか知っているかい?」
“在我们所存在的这个世界之中,总是在旁边相连的地方又有另一个世界。你呢在一定程度上踏入到那个世界里。从那里还可以完整地返回。要多加注意。可是一旦超越某一个地点,就不能第二次出来。回来的路线就不清楚了。这是迷宫。知不知道,所谓的迷宫最初是从哪里遐想出来的东西吗?”

发布于 北京