琵琶湖晨跑队
24-03-22 17:10

【スポーツ報知】【センバツ】近江 1月に急逝の寮母“まちさん”へ「これをバネにして、夏は1勝を届けたい」

※1月に亡くなった寮母の窪田満智子さんの写真を持つ寮生の鈴木誠也内野手

◆第96回センバツ高校野球大会第1日 ▽1回戦 熊本国府2X―1近江=延長タイブレーク10回=(18日・甲子園)

初戦敗退に終わり、3番の嶋村隆吾中堅手(3年)は「チャンスで1本を出せなくて、ヒットは打てたけど、点が入らなくて悔しい」と肩を落とした。ただ、自身は4打数3安打をマーク。同点の8回1死二塁では、セーフティーバントを気迫のヘッドスライディング決めた。「出発するときに、寮父さんに『お母さんのためにしっかり頑張ります』と伝えました」と嶋村。精一杯のプレーで、感謝の気持ちを表した。

今年1月9日、寮母の窪田満智子(76)さんが心筋梗塞で亡くなった。副寮長の山本大悟は、「最後に話したのは高校サッカー決勝の朝。『すごく決勝楽しみだね』って、『勝つかな』とか、話をしていました」と振り返る。突然の別れだった。

縫い物や掃除、悩みの相談。入学当初から支えられてきた。寮生の多くは普段は「まちさん」と呼ぶが、「お母さん」と呼び間違えることもあったという。葬儀は20人程度の家族葬を予定していたが、寮生や、県外から卒業生やその家族も訪れ、満智子さんは250人に見送られた。

寮父の温(たずね、75)さんはこの日、「一緒に来れなかったことは辛い。でも、彼らが『頑張るよ』『見とってや』って言ってくれた。結果は別、一生懸命やって最高の形をやってくれると思っている」と、一塁側のアルプス席から声援を送った。

「1勝を届けられなかったのが悔しい。これをバネにして、(夏は)満智子さんに1勝を届けたい」と山本。夏の聖地に戻り、次こそ白星を届ける。

发布于 中国香港