tak_愛
24-03-11 13:01

本当に、共演した作品を見たかったですね

Tak 阿部さん
高倉健さんのプライベートマネジャーとして
黒澤明さんの在米法人の代表として
裏方の役割を貫いた「影武者」が
高倉健さんの没後10年を前にして初めて語った
両雄、そしてハリウッド・スターとの日々

2023年12月23日発売
『高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて
日米映画界を駆け抜けた男の記』

第6章 冒険と挑戦の旅の途中で…
木村拓哉に特別な関心を持った理由

Tak 阿部さんの
◆おすすめの一冊 藤沢周平著「蝉しぐれ」(文芸春秋)
2005年に映画化された時代劇です。東北の架空の小藩を舞台に、武士たちが戦っていく物語なんですが、自分も新潟出身の田舎者で雪国で生活していましたから、感激した作品です。実は(映画でメガホンを執った)黒土三男監督から私に高倉さんへの出演依頼の相談があって、息子役は木村拓哉さんでいきたい、という話があったんです。

高倉さんに話をした時は「藤沢周平の本は大体持っているけど、これは知らなかった」と言っていました。ただ「俺はちょんまげの作品をやったことがないからなあ…」とも。高倉さんは1965年の「宮本武蔵 巌流島の決斗」で佐々木小次郎を、94年の「四十七人の刺客」で大石内蔵助を演じているんですが、出演本数の割に時代劇は圧倒的に少ないんです。

結果的に高倉さんも木村さんも「蝉しぐれ」への出演はかなわなかったんですが、高倉さんは、剣道経験者だった木村さんにとても興味を持って「踏み込みを重ねた健脚みたいだぞ」と言っていたのを覚えています。その時、ほとんどバラエティー番組には出ないのに「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の出演依頼に「木村拓哉の番組に招待された」と楽しみにしていました。木村さんへの印象は良かったので、共演した作品をぜひ見たかったですね。

发布于 加拿大