#八木勇征[超话]#
「僕にとっては毎日が学びの宝庫」FANTASTICS・八木勇征が振り返る躍進の1年とは
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港区の艶やかなムードと呼応するかのように、見る者を惹きつける妖艶な表情を次々と繰り出した八木勇征さん。
この日、東京カレンダーが八木さんのために用意した“港区の夜”に対して感想を求めると、「滝川クリステルさんもビックリな最高のおもてなしでした!」とまさかの親父ギャグを披露。
180cmの高身長。端正な顔立ちと、鍛え抜かれたことが分かる引き締まった肉体を有し、さらに愛嬌まで持ち合わせているとは、無敵のイケメンではないか。
そんなことを思いつつ、今度は八木さん自身のエピソードを訊ねてみた。すると、イケメンぞろいの交友録が浮き彫りに。
「岩さん(岩田剛典)や山田涼介さんと飲みに行かせてもらうことがあります。いつだったか気持ち良く酔っ払って、みんなで合唱しながら帰宅した日もありました(笑)。
少年の心を忘れない、ピュアな大人の楽しみ方を学ばせてもらっています」
理想の大人像に対して、現在26歳の自分は「まあまあいい線を行っているのではないか」と分析。
「今日も体験させていただきましたが、僕は日頃からサウナを習慣にしています。
サウナでととのえてから仕事に向かうんです。職業柄、生活のリズムが不規則になって曜日感覚まで失われがちだからこそ、新しい1日がスタートしたという感覚を大切にしたくて。
おかげで日々にメリハリが生まれ、メンタルも安定するようになりました」
分かるような気がする。ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」のメンバーとして日々パフォーマンスを行いながら、俳優としても第一線で活躍する多忙な彼だ。
その都度、最高のアウトプットを実現するためには、自己管理が不可欠なのだろう。
「努力するのを辛いとか苦しいだとか思うことはないですね」
特に2023年の躍進ぶりは目覚ましかった。
全国各地のホールを巡り、ほとんどの場所で1日2公演をこなした。アリーナの大舞台にも立った。それらと並行する形で、4クール連続のドラマ出演も成し遂げた。
そんな超ハードスケジュールを経験し、気づいたことがある。それは「がむしゃらをまっとうすることの尊さ」。八木さんは次のように言った。
「20代前半も仕事に取り組む時はがむしゃらでしたが、背伸びしたい気持ちが強かったんでしょうね、仕事はもちろんプライベートも充実させようと躍起になっていました。
でも、経験が浅いから不器用で、両立することができなくて、そんな自分に絶望を感じることもありました。
ただ、いまは違います。欲張らず、まずは目の前の物事に集中しよう。その上で、無理がなければ余裕を作ってみよう。そんなスタンスに変わりました」
詰まるところ、地に足がつき、自分の現在地を見つめる冷静な目が養われてきたのだろう。こうなると、物理的に忙しくとも、精神的にはラクに過ごすことができる。
だが、八木さんのようにアーティストと俳優の二足のわらじを履くのは、やはり並大抵のことではない。覚えることひとつをとっても、歌詞にセリフと確実に負担が増えてしまうのだから。
その感想を伝えると、彼は困ったように笑った。
「実際、よく心配されています。忙し過ぎてインプットする時間がないんじゃない?って。役者業に専念されている方からすると、そう言いたくなるのかもしれません。
でも、僕にとっては毎日が学びの宝庫。新しい現場に入って目に映ったすべてのものが肥やしになると信じています。例えば、今夜の撮影で訪れたワインバーでソムリエの方と交わした言葉も。
それに、たくさんの人に自分の存在を知っていただけたらそれはグループのためにもなるので、努力するのを辛いとか苦しいだとか思うことはないですね」
「グループのため」という言葉が出たので、「本業はやはりアーティスト?」という質問が口を衝いて出た。すると、八木さんは真顔になった。
「僕は“本業”という言葉をあまり使いたくはありません。本業があれば副業もあるということだから。僕自身は俳優業とアーティスト業に優先順位をつけるつもりはないし、どちらも本気でやっているので」
「僕はこのスタイルでやっていく」八木勇征が抱く強い意志
謙虚でありながら、いつになくきっぱりとした口調に八木さんの覚悟がにじむ。
もしかすると、雑音が聞こえることもあるのかもしれない。
「いろいろな意見があって当然。それを否定したり、無視したりするつもりはありません。
ただ、僕はこのスタイルでやっていく。もしも誰かに拒否されるとしたら、いつかその人たちに受け入れてもらえるように精進し、結果を残したいと思います」
その努力は実を結び始めている。
