日本文学bot
21-09-15 15:42

从湖里
爬上蟹来的时候
我们用绳把它捆紧
翻过山
带到集市
那满是石子的路上

因为有食蟹的人

蟹被吊在绳上
十只长着毛的腿
空挥着
蟹变成了钱
我们买了一把米和盐
翻过山
回到了湖边

这里
草已枯
风正冷
我们的小屋里也没灯火

黑暗中我们
把我们父母的往事
一遍
又一遍
讲给我们的孩子们
我们的父母也
跟我们一样
在这个湖里抓蟹
翻过那座山
带回一把米和盐
给我们
煮了热粥

我们不久之后也会
同我们的父母那样
把我们干瘪瘦小的身躯
轻轻地
轻轻地
抛进湖里
我们的躯壳
将被蟹吃个净光
就像曾经
把我们父母的躯壳
吃了个净光那样

这正是我们所愿的

孩子们入睡后
我们悄悄退出屋去
泛舟湖上
湖面上微明
我们颤抖着
温柔
苦楚地
相拥

会田綱雄《传说》,贾笑寒译
收录于《日本当代诗选》
作家出版社

湖から

蟹(か)が這いあがつてくると
わたくしたちはそれを縄(な)にくくりつけ
山をこえて
市場の
石ころだらけの道に立つ  

蟹を食うひともあるのだ  

縄につるされ
毛の生えた十本の脚で

空(く)を搔(か)きむしりながら
蟹は銭になり
わたくしたちはひとにぎりの米と塩を買い
山をこえて
湖のほとりにかえる  

ここは
草も枯れ
風はつめたく
わたくしたちの小屋は灯(ひ)をともさぬ  

くらやみのなかでわたくしたちは
わたくしたちのちちははの思い出を
くりかえし
くりかえし
わたくしたちのこどもにつたえる
わたくしたちのちちははも
わたくしたちのように
この湖の蟹をとらえ
あの山をこえ
ひとにぎりの米と塩をもちかえり
わたくしたちのために
熱いお粥(か)をたいてくれたのだつた

わたくしたちはやがてまた
わたくしたちのちちははのように
瘦(や)せほそつたちいさなからだを
かるく
かるく
湖にすてにゆくだろう
そしてわたくしたちのぬけがらを
蟹はあとかたもなく食いつくすだろう
むかし
わたくしたちのちちははのぬけがらを
あとかたもなく食いつくしたように  

それはわたくしたちのねがいである
こどもたちが寝いると
わたくしたちは小屋をぬけだし
湖に舟をうかべる
湖の上はうすらあかるく
わたくしたちはふるえながら
やさしく
くるしく
むつびあう

会田綱雄(1914-1990)『伝説』
收录于詩集『鹹湖』1957年 
緑書房